【法人】シンジケートローン組成の一般的な流れについて簡単に教えてください。
流れは以下の通りです。 (1)アレンジャーよりお客さま宛にタームシート(貸出条件の提示書)を提示 (2)お客さまよりアレンジャーにマンデートレター(組成依頼書)を提出 (3)金融機関への招聘活動開始(ローンチ) (4)金融機関よりコミットレター(参加表明書)の獲得 (5)契約書の作成 (6)契約書調印... 詳細表示
【法人】担保制限条項(ネガティブ・プレッジ条項)について教えてください。
担保制限条項は以下の3種類に大別されます。一般的には(2)を採用し、例外規定の内容をお客さまとご相談させていただきます。 (1)契約期間中の担保提供を全面的に禁止するもの (2)原則禁止ながら例外規定を設けるもの (3)当該契約に基づく債権に担保が設定されない限り、他の債権者に対する担保提供を禁止するもの 詳細表示
シンジケートローンは商品別に以下に分類されます。 (1)コミットメントライン(融資枠) お客さまと金融機関との間であらかじめ設定した極度額、期間の範囲内で、一定の要件を満たすことを条件にご融資することを約束(コミット)する契約をいいます。 (2)タームローン(証書貸付) 通常は融資期間が中長期となる証書貸付契... 詳細表示
一般的なものとして以下の財務制限条項があります。どの条項を採用するかはお客さまとご相談させていただきます。 (1)純資産額維持条項(前決算期の75%維持 等) (2)その他貸借対照表に係るもの(有利子負債制限、自己資本比率維持 等) (3)キャッシュフローに係るもの(利益水準、インタレスト・カバレッジ・... 詳細表示
コミットメントラインは以下の2種類に大別されます。 (1)スタンドバイライン 非常時以外には資金引出を想定しない狭義のコミットメントライン (2)リボルビングライン 資金引出を想定したコミットメントライン また、同一枠内で複数の通貨によるお借入が可能な「マルチカレンシーライン」、複数の市場で... 詳細表示
【法人】不可抗力条項(フォースマジュール)とは何でしょうか。
非常事態の発生や市場混乱等で、シンジケートローン参加金融機関による市場での資金調達や送金が困難となった場合に、貸付義務を免除させていただく条項となり、以下4つの事由があります。 (1)天災・戦争の勃発 (2)電気・通信・各種決済システムの不通および障害 (3)東京インターバンク市場、その他のインターバンク市... 詳細表示
お客さまと参加金融機関がシンジケートローン契約を締結するにあたり、契約内容に記載される特約条項です。一般的なものとして以下のコベナンツがあります。 (1)確約条項(報告・情報提供義務等) (2)担保制限条項(ネガティブ・プレッジ条項) (3)資産譲渡制限条項(アセット・ディスポーザル条項) (4)財務制限... 詳細表示
変動金利、固定金利ともに検討可能です。 変動金利の場合、基準金利(全銀協TIBOR、LIBOR、短期プライムレート等)にスプレッドを加えた金利を適用するのが一般的です。 詳細表示
【法人】相対方式とシンジケーション方式のタームローンによる調達の違いを教えてください。
シンジケーション方式にすることで相対方式に比べ、以下のような効果が考えられます。 (1)社債同様に多額の資金調達が容易になります。 (2)新規金融機関の参加により、取引金融機関(調達間口)の多様化が図れます。 (3)同一契約書で複数の金融機関との取引が可能です。 (4)各金融機関との条件交渉、契約書作成、... 詳細表示
【法人】相対(バイラテラル)方式のコミットメントラインとシンジケーション方式のコミットメントラインでは何処が異なるのでしょうか。
シンジケーション方式では、事務効率化、契約書および条件の一本化といったメリットに加え、資金調達のリスク分散を図ることができます。主力取引金融機関や高格付の金融機関が協調して契約に参加することで、信用力の対外的なPRができるほか、取引金融機関の序列、支援体制の明確化も可能です。 詳細表示
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