【法人】シンジケートローンにおいて通常の融資契約書と異なる点を教えてください。
シンジケートローンの契約書は、相対(バイラテラル)貸出と異なり、複数の金融機関が同一の契約書に調印します。相対貸出の際に使用する銀行取引約定書とは異なり、案件内容に応じ40頁程度にわたり詳細な内容を規定します。通常は融資の基本条件のほか、コベナンツと呼ばれる財務制限条項や、情報開示の義務、貸出債権の譲渡制限に関す... 詳細表示
お客さまとお取引のない金融機関も含めて組成するため、調達窓口の多様化を図ることができます。新規金融機関とのお取引となりますので、より市場実勢を反映した融資条件での組成となり、組成金額についても変動する可能性があります。 詳細表示
【法人】シンジケートローンの調印までに準備が必要な書類について教えてください。
一般的に以下の書類が必要となります。 (1)契約書調印頁 (2)代表者の印鑑証明書 (3)商業登記簿謄本 (4)定款の原本証明書付写し (5)エージェント所定の印鑑または署名の届出 (6)当該シンジケートローン借入に係るお借入人さまの社内手続完了の確認書 (7)(外部格付のエビデンス) 他 詳細表示
JSLAとは、日本ローン債権市場協会(英文名:Japan Syndication and Loan-trading Association)のことで、日本におけるローン債権の流動性を高め、プライマリーおよびセカンダリーのローン債権市場の健全な成長に資することを目的に2001年1月に設立されました。現在は、金融機関... 詳細表示
【法人】シンジケートローン契約において銀行取引約定書の条項は適用されるのでしょうか。
シンジケートローン契約において、銀行取引約定書は原則として適用対象外となっています(契約書に明記されます)。銀行取引約定書は金融機関ごとに内容が相違するため、シンジケートローンに参加する金融機関の公平性を確保する観点から、適用対象外とするのが一般的です。 詳細表示
シンジケートローンは、原則として銀行取引約定書の適用対象外であり、無担保・無保証の契約もあります。お客さまへのご融資にあたり契約期間中に遵守していただきたい事項を明確にするため、コベナンツを設定します。 詳細表示
【法人】シンジケートローン組成に際し、どのような費用がかかるのでしょうか。
お借入金利に加え、別途アレンジメント業務の対価として「アレンジメントフィー」、エージェント業務の対価として「エージェントフィー」等が発生します。 コミットメントラインにおいては相対契約同様に貸出枠総額に対する「ファシリティーフィー」もしくは未使用貸出枠金額に対する「コミットメントフィー」が、コミットメント期間付... 詳細表示
【法人】相対(バイラテラル)方式のコミットメントラインとシンジケーション方式のコミットメントラインでは何処が異なるのでしょうか。
シンジケーション方式では、事務効率化、契約書および条件の一本化といったメリットに加え、資金調達のリスク分散を図ることができます。主力取引金融機関や高格付の金融機関が協調して契約に参加することで、信用力の対外的なPRができるほか、取引金融機関の序列、支援体制の明確化も可能です。 詳細表示
【法人】相対方式とシンジケーション方式のタームローンによる調達の違いを教えてください。
シンジケーション方式にすることで相対方式に比べ、以下のような効果が考えられます。 (1)社債同様に多額の資金調達が容易になります。 (2)新規金融機関の参加により、取引金融機関(調達間口)の多様化が図れます。 (3)同一契約書で複数の金融機関との取引が可能です。 (4)各金融機関との条件交渉、契約書作成、... 詳細表示
変動金利、固定金利ともに検討可能です。 変動金利の場合、基準金利(全銀協TIBOR、LIBOR、短期プライムレート等)にスプレッドを加えた金利を適用するのが一般的です。 詳細表示
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